介護の現場に限らず、人を相手にするお仕事って何かとぶつかり合うことがあると思います。
例えば何かトラブルがあった時や、クレームがあった時
みたいに人のせいにする人が少なからずいます。僕もそうでした。
しかし、他人は変えることはできません。
他人を自分の都合の良い人間に変えるのは無理ゲーです。
なので自分が変わり、成長していかないといけないのですが、線引きはしっかりとしないといけません。
今回は他人との付き合い方について、深掘りしてお伝えしていきます。
他人は変えられません、しかし線引きは必要です
他人は変えられません。
人のせいにして生きていく人生ほど空しいものもないと思っています。
では、そのように意見がぶつかりあった時や揉めた時はどうするか?
僕が決めている選択肢は2つ。
- 改善する
- あきらめる
上記のどちらかです。
1つずつ説明していきます。
対策1 改善する
仕事において、改善は必ず必要。
PDCAを回すことで、いいモノが作られていきます。
僕が改善する時は主に仕事に関すること。
1番、改善するために努力したのは施術です。
デイサービスで働いている時、
と言われた時は、とにかく改善に努めました。
ここで利用者のせいにしていたら、一生伸びないからです。
技術職としてのスキルを上げるために全力で改善をします。しかも、こういう時って直接言ってくれないことがほとんど。
クレームにはなりますが、そうやって話してくれるというのは、ホントに有難いこと。感謝しながら素直に受け入れました。
このようにスキルに関するクレームに対しては、目を背けずに改善をする必要があります。
対策2 あきらめる
続いての選択肢は、あきらめること。
改善とは真逆の考えですが、これも同じくらい重要だと考えています。
理由は自分が疲弊してしまうから。
では、どういう時にあきらめるのか?
僕の場合は、割とプライベートの時にあきらめることが多いです。
プライベートにおける人間関係。これを改善するために時間をかけるのはもったいない。そして疲れる。
実際の体験をもとに話すと、昔付き合っていた彼女が
みたいなことを毎日言ってきました。
そこで当時は自分が改善しなきゃと思い、彼女のために反省し、喜んでもらえるように努めました。
そしたら、どうなったか?
自分が身体を壊してしまい、鬱になりかけてしまったのです。
そこで初めて
と気が付きました。ここまでくると重症です。
そして別れてからは、身体も回復していき仕事に専念できるようになりました。
今のは恋愛を例に出しましたが、友人関係も同じです。
他人を変えることはできません。その努力が無駄です。
負担になる前に、あきらめるという選択肢も入れておいて下さい。
ちなみに先ほど上げた彼女の話、今でもトラウマで、この記事を書いている時も思い出してぞっとしています笑
上司を見極めあきらめる
もう1つあきらめるケースを。
これも実際に僕の体験からなのですが、デイサービスで働いていた時、上司が
と何かことあるごとに言われていました。
なので僕は、
と追い込んでいました。
しかし今振り返ってみると、これもあきらめるケースだったのではないかと思います。
理由としては、その上司に何も実績がなかったから。
一応、管理者という肩書きはありましたが、売り上げを上げる能力やこれといった専門的な資格もありませんでした。
人をディスる能力だけは、一流でしたけど笑
独立した今だから色々見えてくるものもあるけど、
と未だに思います。
能力の低い上司に認めてもらうために必死に努力する。
これは完全に相手を間違えているパターンです。認めてもらいたい相手は紛れもなく利用者さま。
また、心から尊敬する上司に認めてもらうために努力をするのは正しいことだと思います。
要するに相手をしっかりと見極めることが重要です。
そして、尊敬する上司というのはグダグダ御託を言ったり、心ない言葉を発したりしません。
怒るにしても、しっかりと愛情を感じ取れる人だと思っています。
上司は選べないので、努力する相手を見極めて、時にあきらめた関係であることも大切になってきます。
まとめ
今回は、僕の体験をもとに「改善」と「あきらめる」この2つのケースについてお話させていただきました。
あきらめるというのは、後ろ向きに聞こえることかもしれませんが、場合によっては正しい選択肢になることもあります。
どちらも共通して言えることとしては、
他人を変えることはできない。
正しい線引きをして、過ごしやすい環境を創っていきましょう!