以前デイサービスに勤めていた時、クセのある利用者が何人かいました。
皆さまの利用者さまの中にもいるかもしれません。
僕はそのような利用者をモンスター利用者と勝手に命名してましたが、そのモンスターたちに散々悩まされていきました。
今回は、そのようなモンスター利用者対処法をお伝えします。
モンスター利用者は基本的にスルーでオッケーです
まず、モンスター利用者とはどのような利用者なのか?
- 注文が多い
- いつも文句ばかり言っている
- やる気がない
- メンヘラっぽくなっている
上記のような利用者をモンスター利用者と言っていました。
当時の僕はクソ真面目だったので、何か言われるたびに

と落ち込み、嫌悪感につぶされていました。
しかし、今思うとそんな利用者スルーしておけば良かったと本当に思っています。
労力の無駄だし、いちいち落ち込んでいたら仕事にならないからです。
では、モンスター利用者について深掘りしていきます。
生真面目に答えているから疲弊する
介護の現場で、生真面目に対応をしていたら身体も心も持たないと思っています。
こちらの記事にも掲載しましたが線引きは必要です。
もちろん、しっかりとコミットすることは行なわなくてはいけないのですが、度が過ぎる注文とかにいちいち答えていたら、さすがにオワコン化します。
例えば、僕が機能訓練指導員としてデイサービスで働いていた時、個別訓練の内容でマッサージやストレッチがありました。
1人にかける時間は15~20分。
時間が短いので、可動域が悪いところや拘縮が強いところを1部位だけ行なうといった感じになります。
しかし、わがままモンスター利用者は

という無茶ぶりをぶっこんできていました。

と思いつつ、基本的に時間内で出来ることを行なっていました。
それでクレームつけてくる人は、もう知らんってなりますよね。
このように、ルールを超えた注文をつけてくる利用者はスルーでオッケーです。
これをクソ真面目に僕は対応していたので、スタッフにも他の利用者にも迷惑をかけてしまってました笑
やる気がない人もスルーでオッケー
たまに利用者の中には、自分の意志ではなく

という自分の意志で来てない利用者もいます。
それでもしっかりと運動に取り組んでくれればいいのですが、明らかにやる気のない態度を見せる利用者がいます。
まるで仕方なく来てやった的な。
こういう人も基本的にスルーでオッケーです。
お金を払っているからサービスを受けて当たり前と考えている人は、大体言ったこともやらない方が多いので、エネルギーの無駄になります。
実際にそういう利用者がいたので、担当のケアマネに

と言ったことがあります。
あとで管理者に怒られたっけ笑
依存が強すぎるメンヘラ利用者
他者に依存する人というのは、相手の時間を奪っていることに気づいていません。
- 悲観的になっている人
- 常にかまって欲しい人
- 自分ほど身体が悪い人はいないと思っている人
- スタッフの依存が激しい人
上記のような利用者は危険です。

みたいなメンヘラ利用者は、相手の時間を平気で奪います。
そのような方は必要以上に構うことはしなくていいと思っています。
もちろん、仕事なので寄り添うところは寄り添い、コミュニケーションを取っていくことも重要ですが、一定の距離を保っておきましょう。
どこまで関わるか線引きが重要
介護職員、機能訓練指導員、ケアマネージャー、それぞれ介護の現場のプロとして、利用者さまの生活がよくなるように最善を尽くすのは基本中の基本です。
しかし、過度な注文や無茶ぶりをかましてくる利用者まで、尽くす必要はないと思っています。
それで、疲弊して退職してしまったら元も子もないですからね。
1番大事なのは、自分の身体です。
介護に限らず、仕事というのは身体を壊してまで続けるものではありません。
仕事がうまくいかなくて死ぬくらいなら、さっさと辞めて次の環境にいきましょう。
職場が辞めさせてくれないなら、退職代行サービスという選択肢もあります。
今の職場が楽しいなら、このようなモンスター利用者に喰われないように程よい関係を保っていくことをオススメします。
【オンラインサロンを開設しました】
運動を通してシニアを本気で元気にしたいと考えている方はぜひ一度ご覧ください。