【自立支援】事業所以外で体操がしたい方へ【介護予防】

体操

 

嬉しいことに僕の周りには、シニアに自立して欲しいという想いの強い方が沢山います。

 

介護施設に勤めながらも、体操などを外部でしていきたいという方など。

 

本当に素晴らしいことですよね。

素直に応援していきたいと思っています。

 

その反面、

具体的にどこで活動していけばいいのかわからない

という方が多くいるのも事実。

 

今回は、勤めている事業所以外で体操がしたい人向けに、オススメの活動を場所を紹介していきます。

 

 

事業所以外で体操がしたい方へ

 

勤めている事業所以外で体操できる場所は3つ。

  1. カルチャースクール
  2. 特養などの介護施設
  3. 公共施設

上記が主な場所になります。

 

下にいくほど難易度は高くなります

 

では、1つずつ深掘りしていきましょう。

 

カルチャースクール

 

まずは、カルチャースクールから。

大手ショッピングモールや新聞社などが運営しているカルチャースクール。

 

こちらで体操教室を開講するといった方法になります。

 

カルチャースクールを募集している主な場所はこちらです。

上記に問い合わせて応募します。

 

ただ、自分の希望日時と都合が合わないこともあるので、事前に確認しておくことが重要です。

 

カルチャースクールで行なう最大のメリットは、

 

集客をしてくれること

 

これに尽きると思います。

集客が苦手、時間をかけたくないという方にはオススメです。

 

逆にデメリットは、

 

もらえる額が低いこと

 

月謝の35~40%が講師に支払われるフィーになります。

 

僕もカルチャースクールを1年間やっていたことがあるのですが、安すぎて

てつろー
割に合わなすぎクソワロタ

となりました。

 

なので、講座を組みすぎることはオススメしません。

 

ちなみカルチャースクールは、自分で料金設定や開催頻度ができます

 

やるとしたら、月1~2回くらいの頻度で実施すると良いでしょう。

 

フィーは低いですが手軽にできるので、これから外部で活動していくという方にとって、経験を積む場所としてはオススメです。

 

特養などの介護施設

 

続いては特養などの介護施設を活動場所にするといったケースです。

 

これだと

自分の勤務しているところと変わらんやんw

と思う方もいると思いますが、他の施設で実施することで副業としてお金を稼ぐことが出来ます

 

副収入が欲しい介護職員にとっては、手軽に始めることが出来る副業ではないでしょうか。

 

メリットとしては、

  • 短い時間で稼ぐことが出来る
  • 経験を活かせる

上記になります。

 

短い時間で稼ぐことが出来る

これは実際に活動をしている人の話を聞いたことなのですが、その方は毎週1回、有料老人ホームに1時間体操をしに行っているとのこと。

 

フィーは、1回あたり3,500円

つまり時給3,500円という計算になります。

 

このように短い時間で、副収入を得られるので身体的な負担も少ないと話していました。

 

しかも、体操をしている間は介護職員が自由に動けるので、それぞれの業務に集中できるとのこと。

 

3,500円で職員の業務時間を確保できるのだから、安いとも思われているそうです。

 

短い時間で稼ぐことができ、介護職員の仕事もはかどる

 

お互いがwin-winの関係になれます。

 

1時間も体操が持たないという方は、こちらの記事を参考にしてください。

体操がマンネリ化してきた時にすべき対処法【3選】

【時間が持たない方へ】高齢者体操の進め方【介護予防】

 

経験を活かせる

自分の勤務先で体操をしている方は、実践していることをそのまま行なえばいいので、経験を活かすことが出来ます。

 

もちろんリスクヘッジは重要になってくるので、身体状況によって多少の変更をする必要はあります。

【事故って学んだ】介護予防におけるリスクマネジメント

 

しかし基本となる動作は同じなので、事故にだけ気を付けて実施すれば、何も難しいことではないと思います。

 

 

上記の2つが具体的なメリットですが、デメリットもあります。

 

それは、

なかなか受け入れてくれる施設が見つからないこと。

 

他の事業所に体操をしにいくのだから、当然ながら営業をしなくてはいけません。

 

電話でも、飛び込みでもいきなり契約を結べる可能性はかなり低めです。

 

数をこなす必要があります。

つまり断られても、めげずにトライする精神力が必要になってきます。

 

いつかは引っかかると思いますが、なかなか骨の折れる作業なので、根気がある人にはオススメです。

 

僕は打たれ弱く、根気がないので施設での体操は諦めましたw

 

公共施設

 

最後は、公共施設での活動。

 

ぶっちゃけ、これが一番手間がかかり難易度も高めです。

  • 場所の確保
  • 集客
  • 料金設定
  • 道具を揃える

などといったことを1人で行なわなくてはいけません。

 

何もない畑から作っていくので、最初は労力もかなりかかります。

 

思うようにいかずに途中で辞めてしまう人も多いでしょう。

 

しかし、一度作りあげてしまうと強いコミュニティになります

  • ファンになってくれる
  • 短い時間で稼ぐことが出来る
  • 定着すれば、長く通ってくれる

上記のようなメリットがあります。

 

ルールを作る側に回るので、自分のやりたいことを出来るというのも特徴の1つですね。

 

僕は、参加者1人ひとりと仲良くなりたかったので、この活動に重きを置くことを選択しました。

 

大変だけど、コミュニティが出来上がった喜びもデカいです。

 

ルールに縛られたくない、すべて自分で創っていきたいという方にオススメです。

 

具体的な始め方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

【介護予防】高齢者向け体操教室の始め方

 

まずは出来そうなことから試してみる

 

今回は、勤めている事業所以外で体操がしたい方へオススメの活動場所として、

  • カルチャースクール
  • 特養などの介護施設
  • 公共施設

上記の3つをお伝えしました。

 

他にも活動場所は沢山ありますが、重要なのは

 

自分が楽しめるか否か

 

これが何よりも重要になってきます。

 

自分自身が、

やってみたけど、なんかつまんねーなあ

と思ったら、長く続きません。

副業といった位置付けだったら尚更です。

 

そういった場合は、違うやり方を模索して変えてみること。

 

それを見つけて、とことん極めていけばオッケーだと思います。

 

僕は公共施設で体操を始めて3年目になりますが、毎回変わらず楽しんでいます。

 

こんだけの期間継続していくと、もはや遊びになります。