高齢者を呼び込むには欠かせない、チラシを使った集客法

集客法

 

僕は現在シニアのパーソナルトレーナーをしつつ、地域の方向けの体操教室を毎週開催しています。

 

この体操教室、集客はすべてチラシで行ないました。
今回はチラシを使った集客法をお伝えします。

 

シニアを呼び込むには欠かせない、チラシを使った集客法

 

65歳以上のSNSの普及率は増えつつあると言われていますが、まだまだ集客ツールとして活用するまでは至っていません。

一番多いSNSアプリはLINEで約40%
これがFacebookやインスタグラムとなると、かなり低くなります。

なので、最初からシニアの集客はオフラインでいこうと決めていました。

 

ちなみにシニアの集客において一番効果があるのは、口コミ

 

これはシニア世代の強みでもあるのかもしれませんが、シニアによる口コミは若い世代よりも強力で効果のあるものだと思っています。

しゅさいしゃ
だけど口コミを呼ぶためにも、まずは最初に集める必要があるよね?

そうなんです。
ここでチラシを使って集客をしていく必要があるのです。

まずはチラシ配布の手順からお伝えしていきます。

手順① チラシを作成する

 

当たり前ですが、チラシを配るにはチラシを作らないと始まりません。
現在、僕はこのようなチラシを使っています。

 

上記の2種類のチラシを使い、認知してもらい足を運んでもらっています。
このチラシはどちらもデザイナーの方に外注して作っていただきました。

なので、それなりのお金もかけています。

では、最初から外注をして任せた方がいいのか?

答えはNOです。

理由としては二つあります。

一つ目はコストがかかるから。

シンプルです。
まだ開催してない最初の段階で、いきなりデザイン料として依頼するのはリスクが大きいとも捉えられます

 

デザイン制作に時間をかけたくない方やお金に余裕がある方は外注してもいいですが、基本的にはまずは自分で作ってみることをオススメします。

二つ目は自己流になってしまうから

上記のチラシの色使いやキャッチコピーは、自分が良いと思って選んだものではありません。
色もキャッチコピーも何パターンか案を出し、実際に参加者さんにアドバイスを頂いていました

ターゲットとしているシニアのお客さまから見て、

この色使いは見やすいのか?
このキャッチコピーはどう刺さるのか?

などの生の声をもとに制作しました。

自己流は事故る

という言葉があります。
集客の効果をあげるためにも、自己流にならずに素直に参加者さんのアドバイスを受け入れることが重要です。

 

以上2点の理由から、まずは自分で制作してみてください。
パワーポイントで十分です。

作成においての具体的なポイントは下記の記事に書いてあります。

興味を持ってもらうチラシを作成するためのポイント【5選】

手順② 印刷をする

 

デザインが決まったら、印刷をします。
コンビニだと片面カラー50円/枚とかバカ高くなるので、業者にお願いします。

おすすめはラクスルです。

とにかくラクスルは安い!
枚数にもよりますが、1枚あたり約2円で印刷が可能になります。

そして印刷依頼のポイントは出荷日です。

 

上記の表を見ていただくとわかるのですが、ポイントは出荷日を何営業日後にするか。

出荷日は、当日~5営業日の中でいつにするか選択が出来ます。

当然ながら早ければ早いほど、金額は高くなります。

 

枚数にもよりますが、当日と5営業日後の料金が2倍近く変わってくるケースも。

計画よりも早めに印刷依頼をして、5営業日後の出荷を選ぶことをオススメします。

手順③ 配布をする

 

ここでようやくチラシを配布するところまで来ました。

配布は、まずはご自身でポスティングをすることをオススメします。

しゅさいしゃ
大量のチラシを手配りするなんて、日が暮れちまうぜ・・・

 

そう思われる方もいるでしょう。
気持ちは凄くわかります。

しかし、自分でポスティングをする一番のメリットは

土地勘をつかむことができる

ことだと考えています。
自分で歩いて、地域を回る。

 

そうすることで様々な発見があります。

てつろー
「ふむふむ、ここの一角は古い建物が多いから昔から住んでいる人が多いな」

「ここは最近建てられたマンションだから、若い世帯が多いな」

 

など、地域の中でも特にターゲットが多いエリアを把握できます。

そのように自力でポスティングをすることで、次に配布する時は無駄なく動けるのです。

ポスティング以外の配布法

 

土地勘もつかんでシニアが多いエリアもわかった。
そしてポスティングの時間を削減したい!

そのような方は、折込業者に依頼することをオススメします。

オススメの業者は「地域新聞」です。

HP:地域新聞社

地域新聞は、読売・朝日・毎日新聞といった3大新聞のような内容ではなく、地域の活動やサービスなどを紹介している二つ折りのフリーペーパーです。

メリットは大きく分けて3つ。

低価格で依頼できる

 

まずは価格から。
折込チラシを依頼する場合は、1部いくらという計算になります。

エリアにもよるのですが、僕が住んでいる千葉エリアはA4サイズのチラシは1部あたり2.7円です。

この2.7円という額は安いのか高いのか?比較してみましょう。

先ほどあげた3大新聞は1部あたり3.7円
地域新聞に比べて1円も高くなります。

例えば1万部折り込みした場合

地域新聞:27,000-
3大新聞:37,000-

と1万円もの差が出てしまうのです。

低価格で依頼できる

これは地域新聞のメリットの一つだと思っています。

圧倒的な配布率

地域新聞の配布率は何と90%です!
これはフリーペーパーだからこそ、出せる数字です。

当然ながら3大新聞は、お金を払わないと読めません。

そして年々購読率も下がってきています。
発行部数が1番多い読売新聞ですら40%ほど。

なので、自ずとチラシを見る人も少なくなってしまうのです。

なるべく多くの人に認知してもらいたいという方は、地域新聞での折り込みチラシを依頼することをオススメします!

エリアを細分化できる

シニアの行動範囲はかなり狭いです。
徒歩圏内でしたら広く見ても2kmくらいが限界でしょう。

地域新聞はそのようなシニアに優しくて、配布エリアを○○町の何丁目まで特定して配布してくれるのです。

なので、来て欲しいエリアの方に対してピンポイントにアプローチ出来るのです!

一方3大新聞はどうなのか?

3大新聞の場合は、地域新聞ほど細かく特定は出来ません。
例えば、

しんぶんしゃ
JR線○○駅から半径5kmの自宅に配布します!

みたいな、広範囲かつざっくりとしたエリアに対してのアプローチになってしまいます。

若い人ならこれでも問題ないかもしれませんが、行動範囲の狭いシニアの場合

おばあ
遠すぎて自力じゃいけねーし

というように、行きたくても行けないといったケースが出てくることも。

なので、配布エリアを細かく指定できる地域新聞こそ、シニアの折り込みには向いているのです!

まとめ

 

今回はシニアの集客方法として、チラシを使って集める方法をお伝えしました。

また、新聞折り込みでお伝えした「地域新聞」は、首都圏のサービスになっています。


なので首都圏に住んでいない方は、お住いの地域で配布されているフリーペーパー等を調べてみてください。

その上で3大新聞と比べて、お得で効果的な方を選んで依頼してみてください。

冒頭でもお伝えしましたが、シニアで一番効果のある集客ツールは口コミです。

集めることも大事ですが、それ以上に来てくれた人を喜ばせることも大事です!

チラシ配布は、口コミが生まれるまでのツールとして活用してみてください(^^)