何度も話していますが、僕は医療系の専門学校を出て新卒で機能訓練指導員としてデイサービスに就職しました。
柔道整復師の資格を持っていたので、整骨院での勤務も考えたのですが、デイサービスでの運動指導の方が面白そうだったので介護の現場を選択しました。
柔道整復師の資格についてはこちらの記事をご覧ください。
ここでの経験が今の活動のベースになっているのですが、ぶっちゃけ、有り得ないくらい安い給料でしたw
社畜とはそういうものかとリアルに体感しました。
結局4年間も続けてしまったのですが、なぜ辞めなかったかという理由はこちらの記事に掲載してあります。
今回は、運動型デイサービスの機能訓練指導員は割に合わないというテーマでお伝えしていきます。
デイサービスの機能訓練指導員はぶっちゃけ割に合いません

悪かったのは給料だけではありません。
労働基準も余裕でぶち破っていました。
当時の僕の様子はこんな感じ。
- 手取り15万円
- 毎日サービス残業(3~4時間)
- 月1~2回ほどの休日出勤(もちろん手当なし)
上記のような状態で約4年間、勤務していました。
ぶっちゃけ、割に合いません。
時給計算すると悲しくなります。
1つずつ深掘りして見ていきましょう。
月収は手取りで15万円
僕が勤めていたのは、22歳~26歳までの4年間。
この間の手取りは15万円でした。
もちろん、昇給もなし。
資格手当も一応明細には書いてあったのですが、あってないようなもので雀の涙でした。
後から聞いたことですが、定時で上がっている介護職員の方が多くもらっているという事実。
処遇改善手当という救いもなく、マジでオワコンでした。

と絶望したことを覚えています。

みたいな感じで前職の管理者がこの記事を見たら、きっと笑いが止まらないでしょうw
毎日サービス残業

当時の1日のタイムスケジュールは
8:00 出勤
9:00 午前の部
13:30 午後の部
17:00 ミーティング
18:00 終了(ここから先はサービス残業)
18:00 書類作成 or 整骨院業務
21:00 退勤
といった感じのタイムスケジュールです。
ちなみに18時以降は併設している整骨院の患者さんの治療も行ないながら、間を見ながら行なっていました。
これよりキツイ方も多分いると思うので、別に同情を求めているわけではないですが、18時でタイムカードを勝手に切られる現象に絶望しました笑
辞めてから、労働基準監督署に問い合わせたのですが、残業代を請求することは可能だが証拠がないともらうのは難しいとのこと。
記録とか何も残していなかった僕は、都合の良いようにこき使われていました。
もし、このような環境にいる方は、しっかりと残業した分は記録しておくことをオススメします。
月1~2日ほどの休日出勤
月末とかになると、色々とすべきことが増えてきます。
機能訓練指導員の僕は、
- 機能訓練の見直し
- 評価書や計画書の作成
この2つを主に行なっていました。
もちろん日中は、利用者さまの運動指導をしているので、昼休みとか終了後とかに行なっていました。
それでも間に合わないと休日出勤をすることに。

みたいな、自分がやっていることを部下にも強要するダメ上司の典型ですねw
もちろん無給です。
そんな感じで、月末はノイローゼでした。
介護関係で稼ぎたいなら起業しかない

- 手取り15万円
- 毎日サービス残業
- 月に1~2日の休日出勤
上記の3つが僕のデイサービスで勤務していた時の様子でした。
同情をして欲しいわけでもないし、もしかしたら

と思うかもしれません。
別にそれでもオッケーです。
他の誰でもなく、その仕事を選択したのは僕なのですから。
すべて僕が悪いのも承知の上です。他人を変えることはできません。
しかし、切実な願望として

何を隠そう、僕はお金が大好きです。
浴槽に札束溜めて浸かるあれとか、超やってみたいですw
そんな感じで、
- シニアが好き
- 自分のペースで働きたい
- お金がもっと欲しい
こんなわがままな欲望を叶えるためには、独立することが一番手っ取り早いと思い、今に至ります。
フリーランスになることが怖いという方も多いですが、こんな労働環境だったら、むしろ残っている方がリスクがデカい。
フリーランスになることには、何も抵抗はありませんでした。
まとめ

そんな感じで介護の現場における柔道整復師の現状に愕然としていますが、機能訓練指導員って、割とそんな感じなのではないでしょうか?
高齢化社会だから、機能訓練指導員という職業は需要あります。
しかし、だからと言って給料が爆上がりすることはきっとないでしょう。
お金を稼ぎたいなら、介護の現場を離れて勝負すべきです。
僕も元機能訓練指導員ですが、めちゃくちゃスキルがあるわけではありません。
それでも、当時の収入よりもはるかに稼いでいます。
こんな雑魚でも、フリーランスで食べていけるくらいにはなるので、そういった選択肢も悪くはないかと思います。
仕事に関する記事はこちらです。合わせてご覧ください。
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運動を通してシニアを本気で元気にしたいと考えている方はぜひ一度ご覧ください。
