介護現場で活躍できる国家資格【一覧】

運動指導


介護職と言っても、様々な現場があることを以前こちらの記事でお伝えしました。

介護の仕事は多種多様。合わないと思ったらすぐに辞めてもオッケーです。

それと同時に、介護の現場で活かせる国家資格も様々なものがあります。

 

今回は、介護の現場で活躍できる国家資格ということで、現場に合わせて役立つ国家資格を紹介しています。

 

介護現場で活躍できる国家資格

 

介護現場で活躍できる国家資格は下記の通りです。

  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 看護師
  • 管理栄養士
  • 調理師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 柔道整復師
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 鍼灸師

資格によって出来る業務は違ってきますが、上記の国家資格を持っていると介護の現場で活躍できます。

 

国家資格は、民間と違って国が認めた資格です。


国家資格者が多様な職場は専門性が強く、一種のブランディングにもなると僕は考えています

 

上記の資格について、1つずつ説明していきます。

介護福祉士

 

介護の現場と言われて真っ先に思い浮かぶのはこの介護福祉士でしょう。

特養や老健などの介護施設で、活躍されることが多いです。


主な業務は入居者や利用者に対して、食事や入浴、排せつなどの介助になります。

 

ただ、このような資格を持っていなくても介護施設では仕事が出来るので、業務的に何が違うのかと言われると、難しいところです。

 

そして、何よりもスキルが重要視される資格です。


無資格者でも、介助やコミュニケーション能力が高い人も沢山います。

なので資格を持っている=無資格者よりも優れているというわけではありません。

 

収入は職場によりますが、有資格者と無資格者では2万円程度の違いになることが多いです。

 

受験資格は、

  • 介護福祉士養成学校(2年以上)卒
  • 実務経験3年以上+実務者研修

といった方法が主なルートになります。

参照:【介護福祉士国家試験】受験資格

 

社会福祉士

 

介護福祉士とよく間違えられるのがこの社会福祉士

 

社会福祉士は、入居者や利用者の介助をする人ではなく、相談に乗り、悩みを解決するためにアドバイスをする人

 

何に困っているのか日常生活を把握し、解決できるサービスを紹介したりします。

 

また介護の現場だけではなく、母子家庭や貧困者、虐待を受けている(恐れのある)子供など、問題を抱えている人に寄り添い、解決するために支援を行なうことも。

 

介護福祉士は身体介助のスキルが重要視されますが、社会福祉士はアドバイザーでもあるので、高いコミュニケーションスキルが求められます。

 

主な受験資格は

  • 福祉系大学4年+指定科目履修
  • 福祉系大学2~3年+指定科目履修+相談援助実務1~2年
  • 相談援助実務4年+一般養成施設1年

上記のようなルートが主となります。

参照:【社会福祉士国家試験】受験資格


こちらは実務経験があっても、学校や養成施設などで学ばないと受験資格が得られないので、介護福祉士よりもハードルが高い印象です。

月収は26~35万といったところになります。

 

看護師

 

続いては看護師。

介護施設において看護師は欠かせません。

主な業務は、入居者の健康管理です。


薬の投薬や服薬の管理、バイタルチェック、褥瘡のケア、呼吸器や吸引器の管理、インフルエンザの予防などといった医療の立場から入居者をサポートします。

 

介護職員とも連携をとり、入居者に異変があったと言ったような報告にもスムーズに対応できるようにしないといけません。

 

看護師が主に働く施設としては

特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービスなど様々な施設があります。

 

それほど看護師というのは、介護現場における医療の専門家として重宝されている資格です。

 

看護師になるには

3年以上の養成学校を卒業して国家試験に合格すること

医療系の国家資格は養成学校で3年以上の在学が必須です。

参照:看護師になるには

 

収入は30~40万程度が相場です。

 

管理栄養士

 


介護施設の管理栄養士は、入居者の栄養状態や体調に応じて、個別のメニューを作成したり、ケアしたりしていきます。

 

利用者さま一人ひとりの疾患を把握し、栄養不足にならないようにメニューを組み、健康状態を維持していくのが目的です。

また、ただ献立を決めるだけではありません。

 

利用者さまが食事をしているところに出向きしっかりと食べれているか、食べ残しがないか、水分補給は十分か、など実際に食事の様子を見ることも重要な業務の1つになってきます。

 

介護施設における、食事管理のプロといった位置付けが、管理栄養士。

 

身体機能と同じくらい重要になってくる栄養管理。
介護の現場には欠かせない存在です。

 

受験資格は

  • 2~4年制の養成施設で栄養士の資格を取得後
  • 実務経験1~3年

上記を満たせば受験資格を得ることが出来ます。

詳しくはこちらの記事に掲載してあります。
管理栄養士になるには

 

調理師

 

調理は文字通り、介護施設にいる利用者さまに料理を提供する業務です。

また、調理や配膳以外にも食材の買いだし、発注などを行なう施設も。

 

先ほどの管理栄養士が、考えたメニューを調理して利用者さまに提供するといった流れになります。

 

また中には、介護職員と同じような介助の仕事を任されることも多いので、事前に確認しておく必要があります。

 

調理師になるには

  • 調理師養成学校を卒業する
  • 実務経験を2年以上積んでから受験する

上記のどちらかのケースになります。

 

また養成学校を卒業した場合は、卒業と同時に資格を取得できるといった特徴があります。

参照:調理師になるには?国家資格を取得して働くための2つの方法

 

理学療法士

 

ここからは紹介する資格は、機能訓練指導員としての介護現場でのお仕事になります。

 

まずは理学療法士。

介護の現場において、リハビリのプロといったら真っ先に理学療法士を思い浮かべるでしょう

 

身体機能の向上、介護予防、自立支援などにおいて、欠かせない存在であることは間違いありません。

 

利用者さまに親身に寄り添い、生活での悩みや身体の痛みなどをすべて把握した上で、どのような運動をしたらいいのか考え、プログラムを作ります。

 

職場も様々で介護の現場だと、特養、老健、デイケアなど多くの現場で運動指導ができます

 

また平日は病院勤務で患者さまにリハビリを指導し、週末は介護の現場でアルバイトとして機能訓練をしているという方もいます。

 

理学療法士になるには

3年以上の養成学校を卒業して国家試験に合格すること

上記のみ。

医療系の国家資格は養成学校で3年以上の在学が必須です。

参照:理学療法士になるには・仕事内容と全国の求人

 

作業療法士

 

理学療法士とよく間違えられるのが、作業療法士。

 

作業療法士は、指先の細かい動きや日常生活において必要な動作(衣類の着脱など)のリハビリを専門としています。

 

ざっくりと違いを例えるなら、理学療法士は歩行などの足のリハビリの専門で、作業療法士は箸を持つなどの手の専門家という位置づけになります。

 

また現場によっては、精神疾患を持った患者さまのサポートを行なうことも。

 

作業療法士も理学療法士と同様で医療系の国家資格なので

3年以上の養成学校を卒業して国家試験に合格すること

こちらが必須になります。

 

この作業療法士もリハビリの専門家として介護の現場で重宝される人材ということは間違いありません。

参照:OTになるには・作業療法士の仕事内容と全国の求人

 

柔道整復師

 

一般的には、整骨院の先生というイメージが強い柔道整復師ですが、介護の現場では機能訓練指導員としても活躍ができるのです。

 

もともとは整骨院などを開業するために柔道整復師の資格を取るという人が多かったのですが、近年では医療保険の取り締まりなどもあり、介護の現場で働く柔道整復師も増えてきています

 

やはり柔道整復師の強みは、治療が出来ること
自分の手で利用者さまの痛みを緩和できるのは、大きなメリット。

 

痛みがないということは、介護予防において欠かせない要素でもありますからね。

 

ただデメリットとしては

活動出来る現場が少ないこと

理学療法士や作業療法士よりも、働ける場所というのが制限されます。

 

主に半日の通所デイサービスが主となるのですが、老健や特養、有料老人ホームなどでは機能訓練ができません。

 

介護予防をしたい場合でしたら問題はないですが、身体状況が重い方のリハビリをするとなると、限られてきます

 

柔道整復師も医療系の国家資格なので

3年以上の養成学校を卒業して国家試験に合格すること

上記が必須条件になります。

参照:看護医療進学ネット

 

あん摩マッサージ指圧師

 

あん摩マッサージ指圧師は文字通り、指や掌で筋肉を緩め、血流を改善したり痛みを取ったりするお仕事です。

 

介護の現場での業務としては柔道整復師と似ていて、デイサービスでのマッサージやストレッチ、筋力トレーニングなどを行ない、利用者さまの身体機能の向上をしていきます。

 

また自宅に伺ってマッサージなどの施術をする「訪問マッサージ」が出来るのも、あん摩マッサージ指圧師の魅力ですね。

 

こちらも医療系の国家資格なので

3年以上の養成学校を卒業して国家試験に合格すること

上記が必須になります。

参照:看護医療進学ネット

 

鍼灸師

 

2018年4月より、鍼灸師も機能訓練指導員として介護の現場で仕事をすることが可能になりました。

 

しかし、鍼灸師に限っては条件があり

鍼灸師以外の機能訓練指導員の在籍する介護施設・事業所で半年(6カ月)以上の実務経験

というのが条件になります。

 

しかし、半年という期間のなかには具体的な勤務日数や時間は定められておらず、管理者などの証明があれば可能だそうです。

 

業務内容は、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師と同じで利用者さまに対する身体機能向上のための運動指導をしていきます。

 

鍼灸師も医療資格なので

3年以上の養成学校を卒業して国家試験に合格すること

こちらが条件となります。

参照:医療のお仕事辞典

 

活躍できる職場は様々です

 

介護職というのは、一括りに出来ないもの。

医療資格だって、これだけ多くの種類の資格が介護の現場で活かすことが出来るのだから。

 

資格をこれから取ろうと考えている方は、どういった形で利用者さまに貢献したいか

これをまずは考えてみてください。

 

また、資格の話とは別にはなりますが、介護職員という形ではなくても、シニアに貢献できる場は沢山あります。

 

個人で貢献するという選択肢も踏まえて、どのような形で貢献していきたいのか、もう一度考えてみてください。

 

僕は柔道整復師の資格を持っているので機能訓練指導員が出来ますが、個人で、介護保険に頼らないサービスで貢献していくことを選択しました。

 

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