この記事は、
「高齢者に運動指導をしたい」
「介護の現場でも積極的に運動を取り入れたい」
といった方向けの記事となっています。
僕は、デイサービスで約4年間、機能訓練指導員として勤めていました。
当時勤めていたデイサービスは、
- 3時間の半日デイサービス
- 運動が8割
- 要支援1~要介護2が大半を占める
- リハビリを目的に通所している
上記が主な特徴でした。
介護の現場ではありますが、利用者の身体機能は高く、皆さまがイメージしている介護と少し違うかもしれません。
しかし僕にとっては、このデイサービスが初めての職場で、介護予防と言ったら運動を連想をします。
今回は、高齢者の運動指導のみをしてきた僕が、介護予防の活動を続ける理由をお伝えします。
僕が介護予防の活動を続ける理由

介護予防の活動を続ける理由は、3つ。
- 高齢者が好きだから
- 予防をしていくことが重要だから
- 身体の専門家だから
上記になります。
まさに天職。
「好き」「必要」「得意」のビジネスにおいて必要な要素がすべて揃っている。
それが、現在の活動だと感じています。

図に書いてある3つの円。
どれも重要になってきますが、1番大切な要素は「好きなこと」であること。
好きで楽しいからという理由で活動を始め、かれこれ2年半くらい続けています。
好きなことでないと、続きません。
予防をすることの重要性を感じたから
僕は、日本の介護業界に怒りを持っています。
- 介護保険の負担額の引き上げ
- 介護離職
- 介護離婚
- 介護職員の人手不足
- 上司からのパワハラ
上記のようなことが、これからも加速していくでしょう。
また「介護」というワードに、ネガティブなイメージを持つ方が多いのも事実です。
そして、高齢者1人が介護状態になってしまうと、本人のみならず、家族や周りの人の負担も大きくなります。(介護離職、介護離婚など)
高齢者が増えるにつれて、苦しくなっていくのが、今の介護業界。
様々な対策を取っている団体が多いですが、僕の考えとしては、

というのが、根底にあります。
畑が運動型デイサービスということもあって、誰かに介助をしてもらって、生活をしていくということに対して、否定的です。
高齢者自身に、日本の介護の現状を伝え、要介護状態にならないという強い意識を持ってもらう。
そのために自分ができることをして、貢献していく。
僕がフォーカスを当ててるのは、介護職員ではなく、高齢者です。
得意なことで、高齢者の役に立ちたかったから
デイサービスに勤めている時から、フリーランスとして独立することを意識していました。
勤めている時は、
「自分の経験を活かしたことで、お役に立ちたい」
ということを考えていました。
経験を活かせることと言ったら、
- 機能訓練(リハビリ)
- マッサージ
- 体操
上記になります。
結論から言うと、3つすべてやりました。
その中でも、体操は僕自身やっていて1番楽しいと感じていて、多くの回数こなしてきたので、得意分野でもありました。
「体操をして、多くの高齢者を元気にしたい」
「とにかく、一緒に楽しい空間を共有したい」
この想いで、活動を続けて今日に至ります。
高齢者の運動指導をしたいと思っている方へ

高齢者の体操などの運動指導をしたい方へ。
僕からのアドバイスは、1つだけ。
「まずは、始めてください」
始めないと、何もアドバイスなどはできないので、どんな形であれスタートをすることが超重要です。
始め方のノウハウは、こちらの記事からご覧ください。
もし、あなたが施設に勤めていて、

ということもあるかもしれません。
それでも体操をしたいと思っている方は、外部で始めることをオススメします。
公共施設では、介護予防の活動をしている団体が多くあるので、参考にしてみるのもいいと思います。
僕は介護予防の活動をしている方を全力で応援します!
共に、高齢者の自立をサポートしていきましょう!!