シニアの運動指導をする場所と聞いて、皆さんはどこを思い浮かべますか?
シニアの運動というと、歩けなくなるからとか寝たきりになってしまうから運動をしているといったマイナスなイメージを持っている方もいるかもしれません。
なので、病院やデイサービスなどが運動指導の場というのは容易にイメージできると思います。
そんなことは全くないと自分は思っています。

介護の現場以外でシニアの運動指導が出来る場所

介護の現場以外でシニアの運動指導を手軽に出来る場所は3つ
- フィットネスクラブ
- 公民館などの公共施設
- カルチャースクール
シニアの運動をしたいと思っている方、活動の場を広げたいと考えているフリーのトレーナーやインストラクターの方、ぜひ参考にしてください(^^)
フィットネスクラブ
自分がフリーのパーソナルトレーナーになった時に真っ先にアプローチをしたのがフィットネスクラブでした。
最大のメリットとしては、
すでにシニアがいる環境が出来ていること。
これに尽きるとい思います。
シニアがいる環境に自分が飛び込めばいいだけだから。
駆け出しで、シニアのパーソナルトレーニングがしたいと考えていた自分には有難い環境でした。
そして、シニアのお客さまに気に入っていただければ、長く継続的に運動指導を出来るというのもメリットの1つです。
逆にデメリットとしては
お客さまがつくのに時間がかかること。
最初は、自分のことを認知してもらうために様々なキャンペーンをうったり、アドバイスをするなどの営業活動をしていかないといけません。
ここで諦めてしまう人も結構多いので、トレーニングの専門的知識以上に、集客力や営業力、ジムスタッフとの人間関係能力なども重要になってきます。
シニアにマンツーマンで指導をしたいという方には、フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをすることが一番の近道かと思います。
今では下記のようにシニアに特化したパーソナルトレーニング専門のジムもあるそうです。参考まで。
公民館などの公共施設
現在、自分が開催している体操教室というのは、主に公民館やコミュニティセンターといった公共施設で開催しています。
シニアにとって公共施設というのは、馴染みがあり通いやすい場所。
そして何より安心できるというイメージを持たれている方が多いです。

部屋も無料もしくは、数百円で利用が出来るので開催者にも優しい場所です笑
自分のコミュニティを持ちたいという方にオススメなので、ぜひ活用してみてください!
デメリットとしては、
集客に時間をかけなくてはいけないこと。
場所だけがある状態なので、そこから集めていく必要があります。
すでにシニアがいるフィットネスクラブとは違い、自分でチラシを作って、ポスティングだったり新聞折り込みなどをしていかないといけません。
オフライン集客に徹する必要があります。
しかし一度集めてしまえば、長期的にご愛顧してもらえるのがシニアの特徴。そして、出張でのトレーニングやマッサージにもつなげることも出来ます。
期間を決めて集客に徹し、来てくれた方にリピートしてもらう。
そしてそのリピートが紹介を生み、口コミとして広がっていく。
この連鎖を作ってしまえば、何もしなくてもお客さまが来てくれるようになります。
マンツーマンでやるのは自信ないけど、グループで体操をしたいという方、ぜひ公共施設を使って開催してみてください!
カルチャースクール
大手ショッピングモールや新聞社が、開催しているカルチャースクールに講師として開講するのも1つのやり方です。
デメリットからお話をしますと、
講師に入ってくるフィーが、低いこと。
スクールにもよりますが、講師の取り分は月謝の大体35~40%です。
なので、このカルチャースクールで大きく利益を出そうとなると相当の労力が必要になるでしょう。
しかし、営業はスクール側がしてくれます。
そして自分の商品やサービスに繋げることも可能です。
これに関してはカルチャースクール自体が、推奨しているところもあるとか。
なので、集めるのは苦手だけど、知られる機会作りの場が欲しいという方にはオススメです。
またカルチャースクールは、自分の自宅近くの場所で開講することがポイントです。
交通費だけで売り上げを持っていかれることもあるからw
カルチャースクール一覧
まとめ
それぞれのメリットデメリットがありますが、自分が経験してきたことをお伝えしました。
重要なのは
どのような形でシニアのお役に立ちたいか。
- マンツーマンで運動指導したいのか?
- グループで体操をしたいのか?
- どっちもやりたいのか?
などを明確にしてから行うことが大切です。
またオンラインと比べてすぐに反応が見られないのも、シニア集客の特徴。
なので自分がやっていて楽しい状態をイメージしながら行動していくことを強くオススメします!
【オンラインサロンを開設しました】
運動を通してシニアを本気で元気にしたいと考えている方はぜひ一度ご覧ください。
