介護のお仕事をされている方は、現在の収入に満足していますか?
この問いかけに、即答でYESと答えられる方は、ほとんどいないのではないでしょうか?
こちらの記事にも、統計結果が記載されています。
参考:介護職員の理想年収と現実に100万円の格差。資格手当で給与upをめざす人も
記事によると、
- 満足している:18.4%
- 満足していない:81.6%
という数字になっています。
しかも、満足している人のほとんどは、介護福祉士やケアマネジャーなどの資格を取得している人との事。
無資格者、特にフルタイム勤務をしている人のほとんどが、満足していないという結果になっています。
というのがシンプルな結論です。
しかし、新しい職が現在よりも高い給料かわからないし、色々不安もあると思います。
今回は辞めずに収入を増やす、介護職にオススメの副業を紹介します。
目次
介護職員にオススメの副業
オススメの副業は下記の通り
- 仕事でしていることを個人で行なう
- ネットを使って稼ぐ
上記が、すぐにでも取り組みやすい副業かと思います。
しかし、2つ目のネットを使って稼ぐ方法は、ある程度タイムラグがあるので、コツコツ取り組んでいく必要がありますね。
1つずつ解説していく前に、副業を始める上で避けて欲しいことがあります。
それは、雇用者にならないこと。
先日、以下のようなツイートをしました。
サラリーマンは、副業と言ったらアルバイトとか、本業とは別に時間労働でお金を稼ぐことを考えてしまいがち。
— てつろー@介護予防ブロガー (@tetsuro1012) August 1, 2019
たしかに、その時は潤いますが、それは一瞬のこと。
アルバイトで副業をしたら、いつか身体が壊れます。
サラリーマンは、副業と言ったらアルバイトとか、本業とは別に時間労働でお金を稼ぐことを考えてしまいがち。 たしかに、その時は潤いますが、それは一瞬のこと。 アルバイトで副業をしたら、いつか身体が壊れます。
上記のツイートは、サラリーマンを例に出しましたが、介護職でも同じことが言えます。
まず、オススメ出来ない働き方は、
労働に労働を重ねることです。
どこかに雇ってもらい働くのは、身体が疲弊してしまい、いつか本業にも大きな影響が出てしまうことも。
僕もデイサービスで働いている時、お金がもっと欲しくて、フィットネスクラブでアルバイトをしている時期がありました。
たしかに、収入としてはプラスになるのですが、身体が疲弊してしまい、仕事中も眠たくて仕方がない日々が続きました。
これじゃ身体が壊れると思い、3ヵ月程度で辞めてしまうことに。
労働に労働を重ねても長くは続きません。
なので、アルバイトによる副業はオススメしませんね。
前置きが長くなりましたが、介護職員にオススメの副業を紹介していきます。
仕事でしていることを個人で行なう
これが、1番手っ取り早く稼げる副業なのかと思います。
介護の仕事は、現場以外でも必要としている業務が沢山あります。
いくつか例を出して解説していきますので、イメージじてみて下さい。
保険外お手伝いサービス
介護職でいうヘルパーなどを示します。
これを個人でやってしまうという副業です。
介護サービスを使って、ヘルパーをお願いすると、出来ることが限られてしまいます。
よく利用者さんからも、
という不満を良く耳にしていました。
そのような不満を解決するサービスです。
もちろん個人で行なうので、制限なくやって欲しいことを行なうことが可能になります。
僕の知り合いにも、このようなサービスを実費で行なっている人がいますが、主なサービス内容は、
- 掃除
- 買い物代行・付き添い
- 調理補助
- 外出の同伴
- 会話の相手
など、幅広いサービスをしています。
その方は、
と話していました。
このように、
ヘルパーにしてほしいのだけど、出来ないこと
これを解決するサービスは需要があると思います。
出張マッサージ
これは、機能訓練指導員向けです。
実際に僕が行なっていたのですが、シニアの自宅に行き、マッサージをするサービスです。
これは、割と需要があるサービスで、料金も1時間7,000円で実施していました。
休みの日に片手間で、お小遣いを稼げるコスパの良い仕事でした笑
しかし、気をつけることとして、職場の利用者以外にすること。
利用者の自宅に行ったり、休日に会ったりすることは、何かトラブルに繋がりかねません。
知り合いもしくは、自分で探して行なうことをオススメします。
体操教室を開催する
介護の現場で、空き時間などに体操をしている職員は多くいると思います。
この体操を、職場以外でもやっちゃおうという考えです。
まさに僕が今やっていることなのですが、近所の公共施設を押さえて、シニアを集めて体操をしてお金をいただく。
体操をなんて、1回で何時間も出来るものではないので、準備も含めて2時間くらいあれば出来る副業です。
始め方は、下記の記事に書いてありますので、興味のある方はご覧ください。
シニアを集めるのに最初は労力がいりますが、定着してしまえば毎月の固定給のように、収入が得られるのでオススメです。
最初はチラシを使って集めるのですが、具体的な方法は下記の記事をご覧ください。
以上、お伝えしたように仕事でしていることを、そのまま副業にしてしまうといった方法でした。
わざわざ新しいことを覚える必要はありません。
普段から行なっていることを求めている人は、きっといるはずです。
ネットを使って稼ぐ
ここから先は、ネットを使って稼ぐ副業をお伝えします。
最初にデメリットからお伝えしますが、ネットを使って稼ぐには、タイムラグがあるということ。
最初は時間を投入しても、なかなか収入には繋がらないので、根気が必要になってきます。
と落ち込むこともあるでしょう。
挫折する理由のほとんどが、上記のようなケースです。
しかし、軌道に乗ってくれば、少ない労力でお金を稼ぐ仕組みを構築することが出来ます。
ネットビジネスの最大のメリットは、寝ていても収入が生まれること。
時間はかかりますが、最強の副業と言ってもいいのではないでしょうか。
手っ取り早く始められるネットビジネスを2つ紹介します。
ブログ
パソコン1台あれば、始められるブログ。
様々な媒体がありますが、収益を生みたいなら、WordPressで始めることをオススメします。
具体的な始め方は割愛しますが、興味のある方は、下記の記事をご覧ください。
参考:[画像153枚で図解] WordPress(ワードプレス)ブログの始め方完全マニュアル
個人的には、介護従事者こそ、ブログをするべきだと思っています。
理由は、下記のとおり
- 様々な悩みがあるから
- これからも必要とされる職種だから
- ネタが多くあるから
このような理由から、介護従事者にブログをすることをオススメします。
特に、介護職員は多くの悩みを抱えています。
その悩みを解決するために、誰でも1度はググったことがあるでしょう。
- 上司との関係や利用者の対応法
- 介助法
- 転職先
など、ネタは沢山あります。
だからこそ、自分の経験を文章にして、誰かの役に立つべきだと思っています。
解決したあなたの悩みが、誰かの今の悩みかもしれない。
経験こそ最強な情報はありません。
発信して、助けてあげましょう。
実際にブログで稼いでいる介護士もいます。
興味のある方は、こちらのたんたんさんのブログを参考にしてみてください。
参考:介護士働き方コム
YouTube
続いては、YouTubeを使って稼ぐネットビジネス。
ブログが文章なら、YouTubeは動画を使って広告収入を得る方法ですね。
ブログもそうなのですが、YouTubeも数年前からオワコンだと言われています。
しかし、それは根拠のない錯覚で、現に伸びているブロガーもユーチューバーも沢山います。
介護職員が、YouTubeを始めることで、業界の裏の話などを取り上げて、一般の人にも介護の現実を伝えることが出来るので、切り口によってはお役に立てるのではないかと思っています。
匿名でも、顔を出さなくても収益を生むことが可能なので、興味のある方は、まずは始めてみてください。
自分にあった副業を
今回は、介護職員にオススメの副業として
- 仕事でしていることを個人で行なう
- ネットを使って稼ぐ
上記2つの副業をお伝えしました。
冒頭でもお話しましたが、副業も雇用者として労働することはオススメしません。
消耗しすぎて、恐らく続かないでしょう。
それよりも、自分で稼ぐ経験をしておいた方が、お金以上に得られるものがあると思っています。
特に、最初にお伝えした
仕事でしていることを個人で行なう
このようなことは、明日からでも出来るはず。
時間も値段も自分で設定できるので、無理のない範囲で取り組めます。
方法なんていくらでもあるので、給料が安いと嘆いているなら、まずは行動してみることをオススメします。