『とにかく人前でレクや体操するのが憂鬱』
このような方向けにこの記事を書いています。
こんにちは、てつまるです。
介護の現場では介護業務だけではなく、利用者様の前に立って体操やレクリエーションをしなくてはいけないこともあります。
2~30人の前で声を張って、さらに盛り上げながら進行する…
もうしんどくて心が折れそうだ。
今回はこのような方向けに改善策をお伝えします。
人前に立つのがとにかく辛い方へ
今回僕が1番強調したいことは、
とにかく場数を踏むこと。
このことを声に大にして言いたいです。
「習うより慣れよ」ということわざがあるように何かを取得するには、理屈で教えてもらうよりも何度も何度も繰り返して慣れることが大切です。
てつまるに寄せられる質問の中には、
入社して1カ月。人前に出ることが慣れなくてしんどいです…
このような相談を受けます。
そんなの当たり前や!!
とツッコミたくなるのですが、それくらいで落ち込むのはぶっちゃけ甘すぎだと思います。
そもそも結果を早く求めすぎです。日本人の悪いところですよね。
まずは3か月。
とにかく人前で喋ること、多くの人に見られること。
試練だと思って繰り返してみましょう。
3か月もすれば、まったく気にしなくなることがほとんどです。
習うより慣れよ。
まずはこの言葉を念頭に置いてください。
ここからは具体的な改善策をお伝えしていきます。
1人を楽しませるために行う
こちらの記事でもお伝えしましたが、そもそも全員を100%楽しませるのは無理ゲーです。
あなたの体操は、なぜ高齢者にリピートされないのか?【理由と対策】
考えてみてください。
- 性別
- 年齢
- 出身
- 趣味嗜好
すべてバラバラの人たちが同じ空間にいます。
その人たち全員を笑わせるなんて至難の業です。
少しリアクションが薄かったからと言って、
全然ウケなかった!!!
と落ち込んでいたらこっちのメンタルが持ちません。
それよりも、
今日はこの人だけを喜ばせよう!
そのようなモチベーションで臨んだ方がはるかに楽です。
まずはたった1人を120%喜ばせることにコミットしてみましょう。
その1人の喜びが2人、3人…と広がっていくイメージです。
他のスタッフに協力してもらう
レクは1人でやらないといけないと思っている方が多い印象を受けます。
- 企画
- 進行
- 盛り上げ
- リスクヘッジ
話を聞く感じだと、これをすべて1人でやっているという方もいるみたいです。
これは無理というか、普通に危険です。
人数が多ければ多いほど、事故のリスクも増えるので1人ですべてを把握するのは不可能です。
【事故って学んだ】介護予防におけるリスクマネジメント
事故に限らず慣れない職員1人に任せっきりにするなんて、もはや公開処刑ですw
1人じゃ無理。手伝ってほしいということをまずは伝えてみましょう。
逆にサポートのないレクなら、やらなくてもよいかと思います。
自分はやりたくないということを伝える
・3か月やってみた
・1人にコミットし続けた
・スタッフに助けを求めた
この3つを試してもやっぱり慣れない…
もしここまでお伝えしたことを実践しても慣れないようなら、いっそやりたくないと伝えることもアリかと思います。
そこまでやっても慣れないなら、純粋にあなたに向いていないことなのかもしれません。
向いていないことを続けるほどの苦痛はありません。
勇気を出して、
もう無理っす!!
と伝えてみましょう。
後ろめたい気持ちになる必要なんてありません。
やれるだけやったんだから。
それよりもあなたに向いている業務に時間を割いた方が、あなたのためにも利用者様のためにもなるはずです!
胸を張ってギブアップしましょう!!
まとめ
今回は、人前でレクや体操をするのが辛い方向けに改善策をお伝えしました。
1つ言えることとしては、
人には向き不向きが必ずある
ということです。
人前に立つことだけではありません。
介護の仕事自体向いていないという人もたくさんいます。
慣れるためにできることをやってきたのなら、辞めてもいいと思います。
辞めることというのは、挑戦することと同じくらい勇気がいることです。
僕は辞めるという決断をした人を心から尊敬してます。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!!