

この記事はそのような方に向けて書いています。
僕は、デイサービスでの経験をもとに、現在は、地域の高齢者向けの体操教室を開催しています。
かれこれ始めて2年半。
ありがたいことに累計150名以上の高齢者が参加してくれるようになりました。
しかし、長く開催していると途中で来なくなることも、よくある話です。
理由は様々ですが、参加しなくなると

と未だに落ち込みます。
今回は、なぜ高齢者にリピートしてもらえないのか?といったテーマで、僕の経験をもとに、リピートされない原因をお伝えしていきます。
あなたの体操は、なぜ高齢者にリピートされないのか?

僕が経験した、高齢者にリピートされない原因は、下記のとおり
- 体操がつまらない
- 負荷が軽すぎて物足りない
この2点が、多かったです。
また、意外なことに「負荷が強いから通えない」「マンネリしている」といった理由は少なかったです。
他にも、
- 日程が合わなくなった
- 病気になった
- 引っ越しした
といった理由で、来なくなる方もいましたが、体操の内容とは関係ない理由なので、今回は省きます。
「できるだけ長く通ってもらいたい」
「体操を楽しんでもらいたい」
この想いが強ければ強いほど、来なくなった時はショックですよね。
上記2つの原因を深掘りし、リピートし続けてもらう方法を解説していきます。
体操がつまらない
まずは、純粋に体操がつまらないといった理由で、離脱するケースです。
シンプルですね。
中身が面白くなかったら、わざわざ参加する理由もありません。
僕は、これを直接言われたことがあります。
意外と言われるまで、自覚はなく、

とかなり、落ち込みました。
しかし、言ってもらえることは有難いこと。
もし言われなかったら、未だに楽しいと思い込んで開催していたかもしれないし。
その時に、僕がとった改善策は
アンケートを取る
既存の参加者さんにアンケートを取って、リアルな声を聞きました。
その時のアンケートの項目は、
- 体操の点数(10点満点中、何点か)
- その点数をつけた理由
- 体操で改善したいことは何か
- 体操以外でやってみたいことは?
- また参加したいか否か
上記のような項目で、アンケートを実施しました。

1番知りたいのは、満足度とその理由。
この2つを知ることが出来れば、これからもリピートをしてもらえるかわかります。
アンケートで得たいものは、参加者さんのリアルな声。
そのためには、匿名で回答してもらうことをオススメします。
負荷が軽すぎて物足りない

このようなことを言われて、離脱してしまう人も何名かいました。
負荷に関しては、難しいところですよね。
集団体操なので、運動量にバラつきが出てしまうのは、仕方ありません。
「この人は簡単と言っているけど、こっちの人はキツそう…」
「簡単すぎて物足りないのかな?」
体操をしている方なら、このようなことを感じたことはあると思います。
負荷に迷った時の改善策は、
基準となる1人決めておくこと。
この決めた1人が、軽いと言ったら負荷を上げ、キツイと言ったら負荷を下げるといった感じで、調整していきます。
では、この1人はどのようにして決めるのか?
それは、あなたが1番元気になってもらいたいと思っている高齢者です。
あなたが、無料で時間も惜しまず、助けたいと思う人を1人決めてください。
ビジネスでは、この1人をペルソナと言います。
ペルソナの意見をもらうことで、体操のちょうど良い負荷や内容を決めることが出来ます。
例え他の人が離脱をしても、ペルソナが満足していれば、それでオッケーなのです。
一貫性を持たせるためにも、1人を決めておくことをオススメします。
全員に満足してもらうのは、無理ゲーです

今回は、あなたの体操は、なぜ高齢者にリピートされないのか?といったテーマで、リピートされない理由と、その改善策をお伝えしました。
- 体操がつまらない
- 負荷が軽すぎて物足りない
上記の2つが、僕が実際に経験したことです。
この2つの改善策として、
- アンケートを取る
- 基準となる1人を決めておく
ということをしてきました。
しかし全員に満足してもらい、リピートし続けてもらうことは、無理でしょう。
だからこそ、先ほどもお話したように、ペルソナを決めて、喜ばせ続ける。
これを繰り返すことで口コミが広がり、共感者が集まります。
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どんな時も、この法則を忘れてはいけません。